仮想通貨で短期トレードはしちゃダメ??
こんばんは。
連休明けのJPYマイニング+合間見てのポン円チャート確認で、本日も消耗してまいりました。
今回は、仮想通貨トレードは短期トレードが良いのか、長期ホールドが良いのかについて。
仮想通貨で短期トレードはNG??
- 基本全部あがるっしょ!だから長期でホールド!
という人もいれば、
- レバ利かせて短期でガンガントレードして儲けるのが仮想通貨だろ!
と考える人もいるでしょうね。
あなたはどちらが正解だと思いますか?
正解は・・・
どっちでも正解。
なんかすんません(笑)。
でもね。
本当にどちらも正解。
ただし「稼ぐことが出来るのであれば」。
投資スタイルとして短期トレードが性に合う人もいれば、長期ホールドの方が向いている人もいるわけ。
別にどっちが正しいってわけでもないし、初心者だからって、短期で失敗するとも限らない。
※いきなりレバ100倍とかで突っ込んだらほぼ死にますが。
一般論的には、短期よりも長期ホールドの方が、結果的に儲かってる人が多いなんてのもよく耳にしますが、一般論は一般論。
短期トレードでしっかり稼ぐ人がいることも事実。
たとえばこの人なんかは、短期でバシバシ稼いでいるみたい。
(勝手リンクすみません)
別にみんながこんな風に短期で稼げるって言っているわけではないので、ご注意を。
仮想通貨だからって決して楽に稼げるわけじゃない。
あくまで、短期・長期は向き不向き、性に合う合わないがあるってこと。
んで、お前はどうしてんの?
はい。
俺の場合は、
- ポン円(FX、ね)でデイトレ~スイング
- 仮想通貨はスイング~中長期でホールド
こんなスタイルで投資しています。
あくまでこれは俺の場合だから、今このブログを読んでいるあなたにとって正解かどうかは分からない。
あくまで自分の判断と感覚でしかないです。
ただ、メリットデメリットを理解した上で、どういった投資スタイルを取るか、自分に合っているかを考えることは重要。
ってことで、なぜ俺がそういう投資スタイルを取っているかを簡単に纏めてみました。
①税制の違い
FXと仮想通貨投資の税制の違いって知ってますか?
FX(外国為替証拠金取引)で発生した利益は、「先物取引に係る雑所得等」として、申告分離課税の対象。
つまり、FXの申告分離課税の税率は一律20%(所得税15%・住民税5%)。
※但し、2013年1月1日から2037年12月31日までの25年間については、所得税額に対し2.1%の「復興特別所得税」が課税され、税率は「一律20.315%」(所得税15%+復興特別所得税0.315%(15%×2.1%)+住民税5%)。
仮想通貨はどうか。
正直、現時点で仮想通貨に関する課税の見解が出揃っている状態ではありません。
一部国税庁の見解として、タックスアンサーに記載が出ましたが、アルト間の取引についての解釈が未だ不明など、まだ曖昧な状態と言えます。
No.1524 ビットコインを使用することにより利益が生じた場合の課税関係|所得税|国税庁
ざっくり、
これら取引が課税対象として、所得税の課税所得、うち雑所得に該当とのこと。
雑所得については、こちらもタックスアンサーに詳細が記載されているので、ぜひ参考に。
利益の額によって税率が異なるものの、最大50%以上の税金が取られます。
まあ、そこまで取られるには1,800万以上の利益ってことになるけど、それでもFXと比較して不利な税制であることは間違いない。
そして、現段階ではアルトコイン⇔アルトコイン間の取引の解釈も、いまいち不明。
- 税制が不明な部分がある
- FXの方が申告分離課税で一律20%と有利
これがまずデイトレをFXでやっている理由のひとつです。
年末には必ず損益確定してるので(毎日決済するから)、税金について変な心配をしなくて済みます。
仮想通貨に関する情報は、以下のブログが詳しいです。
有名な方々なので知ってると思いますが、念のため。
(勝手リンクすみません)
②スプレッドの違い
スプレッドとは 買いと売りの値段の差。
取引の手数料と見ることも出来ます。
FXの場合、これが非常に小さく、また安定している。
10年以上前はFXでもスプレッドが結構ありました。
今では、ほとんどのFX取引業者が手数料ゼロ、スプレッドはドル円で0.3銭など。
ボラの高いポン円でも1銭とかそんなもん。
1万通貨で30円とか100円とかですね。ざっくり約0.003~0.01%。
(計算あってる?w)
イベント発生時には少し開きますが、それでも数銭。
一方、仮想通貨。
日本の取引所(コインチェック等)はアルトに関しては正確には"販売所"であって、
彼らが保有するアルトをユーザーに販売している形。
ビットコインについてはスプレッドがかなり小さくなってきていて、0.5、6%くらい。
それでもFXに比べればかなり高いし、アルトについては、販売所であることもあって、
スプレッドも非常に高く、3%とか。
(今、もう少し安くなってる?)
更にイベント発生時にボラが高くなった場合は、スプレッドも急拡大(笑)。
ま、FXに比べれば流動性が低いから仕方ないけど、デイトレで頻繁に売買する場合は、この手数料もかなり効いてくる。
売買頻度が高くなる短期トレードにおいては、スプレッド(手数料)も考慮すべき。
よって、この点からもFXでの短期トレードを選択してる。
③流動性が高い=チャート分析が有効(?)
これは俺の感覚です。
違う意見もたくさんあると思う。
あくまで個人的な感覚でしかないけど、
流動性が高い
↓
チャートの節目節目で、大衆心理がより鮮明に現れる
↓
チャート分析がし易い
短期トレードはチャート分析中心にやってるので、この点からもFXを選択。
仮想通貨でもチャートでうまく稼いでいる人いっぱいいるから、これは人によって感じ方は違うかもだけどね。
あと、流動性が高いってことは、注文が通るということ。
仮想通貨の場合、取引所にもよるけど、ある程度のロットを注文する場合、約定出来ない場合がある。
注文の受け手がその時点ではいなくて、成立しないってこと。
特にマイナーなアルトコインだとしばしば。
FXでこれは無い。
この点もFXは短期がやりやすい。
④取引所(取引業者)が資産を信託保全
FXでは、金商法上、顧客から預かった証拠金を取引業者の財産と区分して管理することが義務付けられてる。
取引業者が潰れないに越したことはないけど、万が一潰れても、証拠金が保全される仕組み。
全部信託と一部信託があるけど、大手のほとんどは全部信託。
必要以上の証拠金は入れない方が安全だけど、それでも万が一のことを考えて、全部が信託保全される取引業者を使っておけば、リスク管理としてはOK。
一方、仮想通貨の場合。
現段階では分別管理はされているものの、信託保全といった形ではない(そもそも仮想通貨で信託保全って無理??)ので、例えばコインチェックが破綻した場合、コインチェックに保管していた仮想通貨は戻ってこない可能性が大。
ただし、不正ログインによるハッキング被害などについて、コインチェックであれば100万円まで保証するなど、徐々に対策を打ってきている。
今後、金融庁が仮想通貨交換業者を登録制にするなど、規制が敷かれていく中で、顧客資産の保全についても、もっと充実したものになっていくことが予想されます。
ただ、現時点ではFX取引業者の方が保全性は高い。
仮想通貨でも取引所で買ったあとに、ハードウェアウォレットに保管するなどの対応は可能。ただ、短期トレードの場合は頻繁に売買するのでその都度ウォレットに移動もなかなかの手間。
この辺も踏まえて、やはりFXの方が短期トレードに取り組みやすいと考えてます。
⑤予測不能なイベントへの対応
これはFXだろうと、仮想通貨だろうと、どちらでもあり得る話。
FXだって、刈り上げ様のミサイルが急に飛んできて、円高に振れるなんてこともしばしば。
ただ、仮想通貨の方が、より予測不能なイベントが発生しやすい環境にあると考えてます。
それは、まだ各国の規制が定まりきってないから。
先日も中国当局の取引所停止やら、ビットコイン取引廃止の報道やら。
正直この辺は予測不可能(少なくとも俺には)。
長期ホールドであれば、ある程度保有しておく覚悟でいるのでイベント発生しても情報収集してれば良いけど、短期トレードの場合はそうはいかない。
まあ、指値ストップ入れておけば大丈夫ではあるものの、
やっぱり機敏な対応は難しい。
専業でやっているわけでもないので、張り付いてるわけにもいかんし。
まとめ
ダラダラと随分長く書いてしまったけど、
という観点で、
俺の場合は短期トレードするならFXを選択してる。
ただ、何度も言うようにあくまで個人的にこうしてるってだけで。
仮想通貨の短期トレードでクソ稼いでいる人もいるから、そういう人の意見も効いてみたいなあ。そして稼げる方法を教えてほしい(笑)。
とにかく、自分に合うスタイルを見つけることが大事ってことで。
今回はここまで。
またね。
ブログランキング
▼クリック頂けると嬉しいです。
▼モチベーションにつながります。
==================
==================
Twitterでも是非よろしくお願いします。
Twitterでつぶやいてます。